みき


「気長に治療したほうがいいよね。
自立支援の申請してみる?」

告知・・・というか、
自分が統合失調症だと知ったその日に
先生に言われたこと。

そのへんの知識がスッカラカンな
私のアタマの中は、当然「???」


自立支援医療とはなんぞや?


自立支援法ならニュースとかで
チラっと聞いたことがあるような、ないような。

「はい、お願いします」

顔はにこにこ、涙はボロボロ。
自分じゃ止められないので、
笑い泣きしながら答えてみた。

もちろん、意味なんぞわかっちゃいない。
アタマの中は「何か答えなければ!!」
というプレッシャーでいっぱい。

こんな状態でも先生は気にしないで
話してくれるからすごく楽なんだよなあ。

これが家族なら、
だいじょうぶ?とかどうしたの?とか
気を使ってくれてしまうのだが、
単に緊張してテンパッてるだけだから、
いくら泣こうが意味はないのだ。

サラッと流してくれる先生は本当に助かる。
などとボーっとしている間にも説明は進む。



「要するに、ゆっくり治療していくと
治療費がたくさんかかるから、
そのお金の負担を減らそうって
手続きなんだけど、どう?」


そういうことかぁ。
それなら私にもわかるぞ。

なるほど。
親のスネをかじりまくってる私には
非常にありがたい制度なんだな。

今は親の保険に入っていて3割負担だが、
この申請が通れば1割になるらしい。

クスリ代も軽減されるとか。
クスリは高いので、非常に嬉しい。
今度は意味を把握してからうなづく。


「お願いします」


「うん。じゃあ診断書だけ
ちょっとお金かかっちゃうけど、
保健所行って用紙もらってきてね。

みきさんがイヤでなければ
障害者手帳の手続きとかもできるよ」


・・・ていうか。
先生ってば、私がわからないまま
「ハイハイ」いってるの、
お見通しだったんですね…(;^ω^)


保健所、保健所かあ。
イヤだなあ。

役所の人とは相性が悪いのだ。
いつも嫌な思いをして帰ってくることになる。

よほどヘタレた顔をしてたんだろうか。
先生からまた助け舟が出た。

「1人じゃ大変だろうから、
お母さんか誰かと一緒にいってね」



「誰かに頼んで見たら?」ではなく、
「一緒にいってね」と言ってくれるのがミソで
この先生の凄いところ。


前者なら確実に私は頼めない。


迷惑かけたら…とか一人でなんとか…とか
妙な方向に頑張ってしまうからだ。


だが、「一緒にいってね」と言われれば、
すんなり抵抗感少なく補助を求めることが
できる。細かい配慮に感謝だ。



先生にお礼をいい、診察室を出た。



本来なら病院の中ですべて手続きが
できるのだそうだが、
私の住まいは病院とは別の県である。

残念ながら地元の保健所で
申請書から集めてこなければならない。

隣の県なのに、どうしてこういうところは
お役所仕事なのかなあ。
いまどきFAXか、メールで
なんとかならないものなんだろうか。

あーあ、お役所行くのいやだー!
でもフトコロには代えられない。
帰ったら母に頼まねば。

自分のために、ちょっとだけ、
がんばってみよう。



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昨日の「受診の仕方作戦」の練習と治療の為、
歯医者に行ってきました!

緊張が激しすぎる時は、
リーゼを1回につき2錠まで、
ユーパンと合わせて1日6錠まで飲んでOK
(私の場合。歯医者と主治医に、
クスリや麻酔との相性は確認済み)の
お許しを思い出し、家を出る前と診察前に
飲むことにした。

昨夜書いたメモは、
それとわからないように
ミニタオルの中に仕込んで見たり。

・・・いや別に、
堂々と持っていても良いのだが、
・・・なんかダメなのだ。

持っているメモを見られたくないような、
恥ずかしいような、妙に落ち着かない気がして
仕方ない。

ダメなもんは仕方ないと
さっさと諦めてタオルにイン(笑) 

ハンドタオルなら
持っててもおかしくないもんね!ふふん。



歯医者でメモinタオルを握り締め、
順番をを待つ間、治療中のおばちゃんの
激しい注文が聞こえてきた。

どうやらブリッジを直しているらしく、
あっちがあたる、こっちが痛いと
文句の嵐である。

さすがおばちゃん!
あの攻勢はすげえ・・・。

いつもかったるそうな歯医者が、
今日はたじたじでハイハイと従っている。

おばちゃん・・・半分・・・だと怖いから
1/5でいいので、その力を分けてくれーと
ひそかに感動しつつ、順番を待った。

今日の訴えたいことは1つだけ。

なんかあのおばちゃんのあとなら
言える気がした。




そしていよいよ実践!

「みきさ~ん、どーぞー」
と衛生士さんの声がかかり、いすに座る。

私も戦闘準備万端! 
よーし言うぞーーーーー!と口をあけた途端、


「あ、だいぶよくなりましたね~」


ちょ!!!!!!!!!!!!
先生そりゃねーよ(涙)


先生に先手を取られた…orz 

「いや~ダメっすね」作戦見事撃沈。
しかも先生、おばちゃんから逃れた開放感か、
やたらサワヤカである・・・。
いつもはあんな仏頂面のくせに(涙)

「い、いえ…あの…」

もはや言葉など出てこん。
無理だ。

しっかりタオルinメモは握り締めているから、
「訴えたいことがある」のは、
かろうじてアタマの隅にひっかかっていた。

先制攻撃にアタマ半分フリーズしながも、
おそるおそる、痛くて膿んでしまっている
箇所を指差す。

「あ~これね~」

なんやかや先生が1人しゃべりつつ、
治療が始まった。

こうなったら全部ボディランゲージだ・・・。
つたわりゃいいんだ、伝わりゃあ!

ビシビシと痛い箇所や気になる箇所を
無言で指差しするヘンな患者に
なってしまったが、仕方ない。

私の度胸はこれで目一杯。
・・・というか、もう疲れ果ててるし。




そんなこんなで、歯医者との攻防は終わった。

7割負けたが、治療はできたので3割○。
ある程度、無言でなんとかなる教訓は得たが、
問題は本番のメンタルクリニックである。

さすがに心の中のことは
指差しとかできないしなあ・・・。
ヘンな踊りで表現するわけにもいかんし・・・。



受診するって本当に難しい。



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受診の仕方にいろいろ
アドバイス&コメントありがとう!
言いたいことがあるのに、お医者さんの前で
何も言えなくなってしまう方が
結構多いと知って少し安心。
(・・・していいのだろうか笑) 



※2025.5注) 
当時書いていたブログに
読者の方からアドバイスをいただきました。
20年後の今も活用しています。
ありがとうございます!



さっそく、いただいたアドバイスを元に
作戦を練って見た。



作戦その1 話したい内容を整理する

どこまでが自分の性格か、病気の症状なのか
判断つけられていないため
ネットで統合失調症の症状を確認し
自分の困ってることと照らし合わせて見る。
載っていなくても、どーーーしても
気になることは書き足す。



作戦その2 わかりやすいメモをつくる

話メモは上から重要度順に、短く箇条書き。
どーせビビって、先生の前では出せないので、
暗記用にして、5つくらいを目安にする。
重要度の判断で迷う時は、
作戦1に合致するもの>困っているもの
の順にする。



作戦その3 メモは診察直前まで凝視して覚える

たぶん覚えられても
アタマ真っ白になる気はするが、
そこは根性! とりあえず5個覚えれば、
1個くらいは出てくるハズだ!



作戦その4 「どうですか?」と聞かれたら
「よくないっすね~」から始める!

一度元気です~とか大丈夫です~というと、
ものすっごく言い出しにくくなるので、
ダメダメから入って見る。
運がよければ、先生が
話の水を向けてくれるかもしれない
(・・・甘い?)。



作戦その5 5つのうち、2個を目標に
思い出して話す


いくら私でも2個くらいならなんとかなる…と
思いたい。3つの甥っ子だって2個までは
お使いができるのだ。成せばなる!




こんな感じでどうだろう…。
とりあえず、今日歯科医があるので
試してこようと思う。

ウツ期に歯磨きサボったせいで、
歯茎がボロボロなのだ。
幸い訴えたいことはたくさんある(笑)



ただ…、昨日の夕方くらいから、
ヤル気↓な空気が漂いだしている気がする。

食べたくな~い
やりたくな~い
出かけたくな~い

の「3ナイ」セットが
もったいないオバケのごとく、
アタマの中をクルクル回ってるので、
もしかしたら歯医者に行けないかもしれない。

ダウン期のマイナーモードに突入してたら、
そのときは笑って許してくださいな。


…単に歯医者嫌いって説も
8割くらいあるけど(笑)



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豪雨の中、頑張って通院…するつもり満々で
傘もタオルも準備していったのに、
一滴も振られなくて、少し寂しい私です。

しかも緊張し過ぎて踏み台昇降を
やりすぎたらしく足が既に筋肉痛でバキバキ。
痛い…


診断2回目の通院は、
クスリの調整であっさり終了してしまった。

先生の顔を見るまでは、
あれとこれとそれも言おう!と決めていたのに
顔を見たとたん、にっこにこして

「調子が良いです!」

なんて大嘘こいたからである…orz


世の中のすべての病気の方に聞きたい。



受診って、どうやってやればいいですか?!



私が通っているのは
メンタルがメインのレディースクリニックで
1人の先生がカウンセリングをしつつ
体の調子まで診て、必要があれば内科や外科、
他の科に割り振ってくれるというシステム。
2025.5注) 現在は精神科に看板が変わっています

本来ならば、
手間がかからず受診はしやすいはずなのだが
どうもいけない。

最初のカウンセリングで
アタマがとっちらかってしまい、
何をどうしゃべったものかわからなくなるのだ。

メモを取ればいいよ、と
教えてもらったのだが、
先生の前でメモを開くのは
むちゃくちゃ勇気がいって、
メモを握りしめたまま、
違う話をして帰ってきたりする可能性が大。

というか・・・

そもそも調子が悪い日は、
電車や人ゴミが怖くて病院にいけないのである。
(おかげでヒッキーだったわけだが笑) 
調子がいい=元気でないと
病院いけないって・・・どうなのorz



本当に、具合の悪いときに病院かかれる人は
どうやってかかってるんだろう…

激しく謎である。

何か、私にもできる通院方法はないものか。
このままだと「調子いいです!」の
繰り返しになりそうな気がする(-_-;)


クスリについても同様。
「特に問題ないです(ニコニコ)」と
やってしまったもので、

・エビリファイ
・アキネトン
・ユーパン

の組み合わせは変わらず。

かろうじてスポーツクラブに通う話だけ
出せたので頓服でリーゼを出してもらえたのが
救いかな。

スポーツクラブや電車は、
クスリを飲んでいてもちょっと怖くて、
体が震えだすんじゃないかと不安なのだ。

ただし、ユーパンとリーゼは
合わせて1日6錠までと
釘を刺されてしまったので、
よーーーく考えてから飲まないと、
肝心な時に飲めないなんてことになりそうだ。



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最近、ちょっとしたことで
イラッとしてしまうこと、ありませんか?

上司の一言、
電車の中のマナー、
家族の言動…

「なんでそんなこと言うの?」って思うこと、
日常ではたくさんありますよね。

そんな“怒り”と上手につきあうための方法が
「アンガーマネジメント」です。

名前だけ聞いたことある人も多いかも。

今回は、アンガーマネジメントのコツを
少しだけご紹介します。




アンガーマネジメントってなに?



簡単に言うと、
「怒りに振り回されず、
うまくコントロールする方法」です。

「怒っちゃダメ!」じゃなくて、
「怒ってもOK。でも上手につきあおうね」
ってスタンス。


1970年代にアメリカで生まれた方法で、
今は日本でも企業の研修や学校教育に
取り入れられているようです。




怒りの正体、知ってる?



実は怒りって、“二次感情”なんです。
怒りのその前には、悲しさ、不安、疲れ…
みたいな別の気持ちがあることが多いんです。

たとえば、
「大切にされてない気がした」(一次感情)
→「なんかムカつく」(二次感情)って感じ。

大切にされていないと感じた悲しさが、
怒りにつながる、というわけです。


「イライラしてるな~」と思ったとき、
「本当は何が悲しかったんだろう?」って
考えるだけで、ちょっと冷静になれたりします。

また、怒りの本当の大もとを知れば、

違う解決方法が見えてくることもあります。



どうしたら実践できるの?



まずおすすめなのが「6秒ルール」。
怒りのピークは、たった6秒と言われています。

つまり、この6秒をやり過ごせれば、
衝動的な言動を防げるかもしれません。



やり方はシンプル。
・深呼吸する
・ゆっくり心の中で6つ数える
・その場をちょっと離れてみる


たとえばこんなとき。
仕事中、後輩がまた同じミスをしてきて
「え、また?」と思ったとき。

すぐに注意したくなるけど、
そこをグッとこらえて深呼吸。

「このミス、なんで繰り返しちゃうんだろう?」

少し落ち着いてから話すと、
相手も素直に聞いてくれたりします。



もうひとつ大事なのが
「自分の“べき”に気づくこと」。

「時間は守るべき」
「謝るべき」

そんな“べき”っていう
自分ルールが裏切られると、

イラッとしやすいんですよね。

これもよくある例。

友だちが集合時間に15分遅れてきたとき。
「遅刻なんてありえない!」
イラっとしてしまったら。



「あの子は時間にルーズなタイプなんだな」
「私にとっては時間は大事だけど、
全員が同じ考えを持ってるわけじゃないかも」


と考えると、ちょっとだけ
気持ちが落ち着いたりします。


自分のほうが正しい!と思ったときこそ
ひと息つくのがコツだったりすることも。



怒りとうまくつきあえば、
もっとラクに生きられる



アンガーマネジメントは
特別なことじゃありません。

自分の感情に気づいて、
ちょっと立ち止まるだけ。

それだけで、人間関係も毎日のストレスも
グッと楽になります。


まずは「ムッとしたときに6秒待つ」から
はじめてみませんか?


文責 みき




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