統合失調症について

私の父親が精神分裂病で
母と離婚しました。
子供の頃に母が
「パパは心の風邪をひいちゃった」と、
聞いて大人になりました。
ですが、統合失調症の当事者になり
自分で勉強する中で
「統合失調症は脳の病気」と知り
病気を受け入れることが
できるようになってきました。
心の病気は自分でなんとか
できそうですが…
脳の病気と、位置付けられると
自分にあった病院で話を聞いて
くださる先生にお薬を処方して
もらえた方が安心しませんか?

どんな病気?

「統合失調症」とは考えや気持ち、行動などが
まとまらなくなってしまう状態が続く精神疾患で、
むかしは精神分裂病とも呼ばれていました。

世界では100人にひとりがかかる病気と言われ、
けっして珍しい病気ではありません。

脳の機能障害だと言われていますが、
原因はまだはっきりしていません。



どんな症状があるの?

大きく分けて、3つの症状に分けられます。

・陽性症状   妄想、幻覚などが出、思考が混乱して
        考え方や行動に一貫性が
        なくなったりします。
        スムーズな会話が難しくなります。
        不安が増したり眠れなくなったりする
        人もいます。

・陰性症状   感情が鈍磨し、平たんになります。
        なにをするにも非常に疲れます。
        疲れるので意欲も減退し、
        自分の殻にとじこもる人もいます。

・認知機能障害 記憶力や注意力、集中力にかけ、
        判断するのに時間がかかります。
        長い文章を読むのが苦手になったり、
        マルチタスクをこなすのが
        たいへんになります。
        

病気はどんな経過をたどるの?

上記みっつの症状がいっぺんに訪れるわけではありません。

まず不眠や焦りなどの前兆が現れた後、
陽性症状が激しく出る急性期が現れます。

急性期をすぎると疲労困憊してしまい、
陰性症状が強くでる消耗期を迎えます。

陰性症状、陽性症状の期間は人それぞれで
長く続く人もいれば短い人もいます。

それぞれの期を乗り越えたあとには、
回復期がまっています。
この回復期にリハビリや体力回復をし、
社会復帰へとつなげる人もたくさんいます。





今回は、基本的な病気のご紹介でした。
統合失調症は、人によって差異がおおきく、
ほかにもいろいろ併せ持つ方もいらっしゃいます。

わたしはこんな症状があるよ、という共感。
みんなとは違う症状があるよ、という自己表現。

当事者会ではそんな話も
できるようになればいいなぁと考えています。

文責:みき

ペンネーム「サリイの願い事」より。
コメントの記入の仕方がわからないので、ここに書きます、
統合失調症は、脳の病気だとも思うのですが、でも、私は、脳の、検査をしたのですが、異常なしでした。私知的障碍者C級も持っています。かなりのバカだと思うのですが、MRIでも、CTスキャンでも、異常なしでした。電波で、脳波を調べるの?は、まだやっていませんが、多分異常なしだと思います。ということは、これは、心の病気なんですね。💦
でも、病気なんです。苦しいんです。つらいのです。対人恐怖症なんです。自閉症なんです。心の病気だから、「甘えてる」とか、「甘い」で済むのならば、とっくのとうに、解決している。。。というか、もう。こんな年齢で、56才、だから、諦めて、悟りを開きましたが、でも、だめなものはダメなんです。。。。空気読めずに、自分も、周りも、馬鹿観ちゃって、迷惑かけちゃうんです。。。
精神科にい行くのは、自分がつらくて、助かりたいからなんです。そう、「甘え」かもしれないけど、「助かりたい」心を、甘えというのならば、世の中みんな甘えですよ。
皆さん、統合失調症、世渡り下手、を、「ただの甘え」でごまかさないでください。統合失調症だって、馬鹿だって、人権があるんです。生きていれば、きっと、世の中の、役にたつことだって、いっぱいあります。統合失調症を、精神障害者を、見捨てないでくださいね。🌻

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