暴れるパパから逃げるように
ママの実家に来た。
祖母と母の姉夫婦その子供達と一緒に生活が始まった。
だけど、私は以前のような活発な子供になることはなかった。
学校にいけば居候よばわりされ
だんだん不登校になった。
それを察してか、叔母達は実家を離れ生活するようになった。

それは、突然の出来事だった。
ママが彼氏ではなくパパを連れてきたのだ。ママからパパと呼んで!と、促されて呼べなかったら、その男から首をしめられた。
家出を考えて自転車に乗ろうとした瞬間鼻血が大量にでたのを覚えている。
パパと呼べない変わりに
父ちゃんと、呼ぶことになった。
そうして、母がいうこぶつき
生活が始まった。
母が丸井の食堂で出会った人で
食堂の店長さんと結婚した。
母は2度目の結婚式を盛大に
行った。
私は面白くなかった。
学校には行かず祖母の家で
編み物を教わったり
縫い物を教わったりした。
洋裁学校卒業の祖母にとって
私のセーターやスカートの綻びを直すのは簡単なことだった。
祖母は本当に優しい人だった。